雅便り【月鉾】平成十五年祇園祭（二階囃子）

二階囃子（７月２日～８日）

７月１日から８日まで、二階囃子と言って、毎日２時間あまりお稽古がある。鐘の音色が、耳に共鳴して、終わるころには、普通の会話は難しく、30分位は、ついつい大きな声で話す事となる。
子供達も、しんどいけど、巡行を楽しみに頑張れるんやと思う。

太鼓って、調子を合わせる為に、とても重要やと知った。バチの上げ下げのひとつ、ひとつが、優雅さを感じさせる。

鐘の位置がそれぞれ違うのは、背丈に合わせ、叩きやすい位置に合わせる為。みんな、手馴れたもんや！

ほんまに、よー合うもんや！戻り囃子のアップテンポのお囃子聴いたらワクワクした。
太鼓を叩く手、鐘をつるす鮮やかな紐、笛を奏でる指、掛け声、全てが早い動きに変わる。
お囃子を耳にしたら、どうぞ、しばらくそのままで！違いがわかる筈。